私が高校2年生の頃。ちょうど、古典の授業で「べし」という単語について習ったところでした。 場所は部室、時間は放課後。 「ねぇねぇ、『べけれ』ってさぁ、べけれべけれって感じじゃない?」 Yさんは、そう言いながら、指をしゃくとり虫のように這わせたのでした。 …そう、すべてはこの一言から始まったのです。
動くべけれ虫
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